アマプラ視聴録

エンタメ系まとめサイトに記事を納品している30代のフリーライターが『AmazonPrime』で視聴できる映画・アニメ・海外ドラマなどのあらすじを3行でまとめるブログ。twitter:@murancianotes

映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の3行あらすじと感想!実話だからこそのラストシーンが皮肉っぽい?

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Amazonプライム・ビデオで『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を視聴したので記録を残しておきます。マーティン・スコセッシレオナルド・ディカプリオのタッグでは『ディパーテッド』が大好きなのですが、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は初見の時は途中で視聴を辞めてしまった作品です。今回は最後までちゃんと視聴しました!

 

目次

 

 

ウルフ・オブ・ウォールストリート』の3行あらすじ

  1. 会社を作る
  2. ドラッグをキメる
  3. 乱交パーティーを開く

 

ウルフ・オブ・ウォールストリート』がオススメな人

  • セックスとドラッグに溺れても成功した人間の半生に興味がある人
  • レオナルド・ディカプリオのぶっ飛んだ演技を見たい人
  • 強力なリーダーシップを発揮する人間の半生を見たい人

 

ウルフ・オブ・ウォールストリート』がオススメでない人

  • 179分ずっとセックスとドラッグが描かれる内容に耐えられそうにない人

 

ウルフ・オブ・ウォールストリート』の感想

ラストが皮肉っぽい

ウルフ・オブ・ウォールストリート』を最後まで観ると、なんだか皮肉っぽい終わり方だと感じました。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は実在したジョーダン・ベルフォートの半生を描いたものです。フィクションであれば、最後はもっと重い罰を受けたり、主人公の成長を見せたほうが浄化作用があるんじゃないかと思います。でも、現実はそうではないということですね。

 

ジョーダン・ベルフォートは実際に逮捕されていますが、その後は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の原作を出版したり、講演活動で忙しいようです。日本でも堀江貴文実刑を受けた後も、出版や講演を始めた多彩な活動で活躍している事例があります。

 

ジョーダン・ベルフォートと堀江貴文が同様の罪を犯したわけではありません。ただ、経済的な成功を一度納めた人の逞しさには感心させられます。

 

ジョーダン・ベルフォートに話を戻すと、彼は被害者である顧客への賠償責任を負っています。しかし、ジョーダン・ベルフォートは支払いを済ませていません。被害者にとっては許しがたいことでしょう。それでも、ジョーダン・ベルフォートは笑顔で映画にも出演しました。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のラストシーンでディカプリオ演じる主人公を紹介するのは、ジョーダン・ベルフォート本人のカメオ出演です。

 

先にも述べたように『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は実話を基にしているので、ジョーダン・ベルフォートは大した罰を受けません。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を見た人の感想を覗いてみると、「犯した罪と罰のバランスに納得がいかない」といった感想がありました。僕も物語のバランスとしては悪いと感じます。しかし、この映画は伝記映画だからこそ、バランスの悪さがそのまま描かれています。

 

ジョーダン・ベルフォート本人がカメオ出演するだけなら、どのシーンでも良かったでしょう。しかし、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』では断罪されたジョーダン・ベルフォートが元気な姿で再起するラストでにこやかに登場します。なんとも悪趣味な演出ではないでしょうか(笑)

 

 

馬鹿になって観たほうが楽しめる映画

さて、そんな『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を見て「この映画は狂乱騒ぎに参加する気持ちで観るのが良いのではないか?」と感じました。

 

調べてみたところ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で描かれたエピソードの多くは実話だそうです。ジョーダン・ベルフォート本人はテレビのインタビューで「口にすることがはばかられるようなこともした」という旨の発言もしています。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』も充分過激だと思いましたが、現実はもっと酷かったようです。

 

あまり過激な表現は好みではないので、集中して観た初回は結構しんどかったです。2回目の視聴は、あまり考えずに観ると『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のテンポの良さや、バカバカしさが笑えました。

 

ウルフ・オブ・ウォールストリート』は主人公のモノローグで場面を次々に切り換えられる一方、会社でのバカ騒ぎの様子はしっかり描かれています。このバカ騒ぎを「くだらねぇ」と思って見ると本当につまらない映画です。どうしても合わない人は無理してみないほうがいいと思います(笑)

 

ただ、現実の祭りのように、「同じ馬鹿なら踊らにゃ損」です。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』はジョーダン・ベルフォートの所業の良し悪しは問題ではなく、彼と共に狂乱の最中にあったストラットン・オークモント社を描き、視聴者もそこに参加するような感覚にさせる映画だと感じました。

 

 

キャストの演技が良かった

ウルフ・オブ・ウォールストリート』はキャストが凄く良かったです。特に僕が気に入っているのはマシュー・マコノヒーが演じていたジョーダン・ベルフォートの上司です。前半にしか登場しませんが、凄い存在感でした。そして、真昼間からレストランでドラッグとオナニーの話をされて戸惑う若きジョーダン・ベルフォートのリアクションも面白い。

 

もうひとつのお気に入りはジョーダン・ベルフォートのクルーザーに乗り込んでくるカイル・チャンドラー演じるFBI捜査官です。買収しようとするジョーダン・ベルフォートとFBI捜査官のやり取りは緊張感があって非常に面白かったです。

 

 

 

 

ウルフ・オブ・ウォールストリート』を見た人にオススメしたい映画

マネー・ショート 華麗なる大逆転

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マネー・ショート 華麗なる大逆転』は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』と同じく実話を基に金融業界を描いた映画です。上記の画像のようにかなり豪華なキャストです。

 

マネー・ショート 華麗なる大逆転』は邦題であり、原題は『THE BIG SHORT』です。「華麗なる大逆転」という副題は忘れてください。物語は「サブプライムローン」が欠陥商品であることに気付いた証券マンたちが、「リーマン・ショック」の時期に荒稼ぎをした実話を基にしたストーリーです。

 

ウルフ・オブ・ウォールストリート』と大きく違うのは、彼らが大金を手に入れてもあまり喜ばないことです。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は金の亡者たちが主人公というわけではありません。どちらの映画も金融業界を舞台にしているのに、これほど映画のトーンが違うのかと驚くと思います。非常に面白い映画です。